ジープラングラーが宝物

ジープラングラーの思い出と共に関連情報を発信した伝説のブログが終わり5年。突如復活を果たしたその理由とは?

富士山vs伊吹山どっちか大変、辛い、きつい!?

伊吹山登山してきました。富士山も伊吹山も登りましたので「富士山vs伊吹山登山どっちか大変、辛い、きつい!?」タイトルの通り実体験に基づいた山の比較を紹介します。来年富士山に挑戦しようと考えている方、伊吹山に挑戦してから富士山を目指す方に参考になればとブログに残します。

自然を舐めてはいけない。

今回無事、伊吹山登頂することができましたが、自然を舐めてはいけないと学ぶ登山となりました。幼い頃からスポーツ漬けの毎日を過ごし進学は全てスポーツ推薦体力には自信がありました。。伊吹山は富士山に登る前の練習として登る人もいるという情報も入手していたこともあり、富士山は何度も余裕を残し登れていたので伊吹山なんて標高低いし標準タイム3時間20分富士山より短いし余裕だろうと甘くみていました。

伊吹山を登ろうと思ったのは思いつきだった

今回の登山、明日予定入ってないから登ってくるかなと、かなりナメた考えで支度をしてしまいました。天気予報晴れとだけ確認し9時位に現地到着、9時半登山開始で夕方には帰宅する予定をしていました。

富士山vs伊吹山 山の比較

その前に、富士山と伊吹山を比較していきます。

【富士山】

標高:3776m 日本一高い山
場所:静岡県と山梨県にまたがる山
難易度★☆☆体力度★★★

【伊吹山】

標高:1377m 滋賀県最高峰の山
場所:滋賀県と岐阜県にまたがる山
難易度★★☆体力度★★☆

上記の難易度は、日本百名山登山支援 全頂制覇百名山日本百名山 難易度順一覧 登山データより引用しています。
富士山も伊吹山も日本百名山に選ばれています。伊吹山は百名山の内98番目に高い山、3番目に低い山でもあります。また、中高年が登り易い山という点を加味して選定した新日本百名山におきましては、富士山は選ばれているのに伊吹山は選ばれていないという衝撃の内容。伊吹山の方が登り難いということか標高が低くく評価に値しないということなのか。伊吹山に登る前に知っていれば軽い気持ちでは挑まなかったかもしれません。。

富士山vs伊吹山 登山ルートを比較

富士山は5合目までバス移動するので実際は山の半分しか登りません。なので日本一高い山なのに中高年が登り易い山として新日本百名山に選定されているのかもしれません。

【富士山】

吉田ルート富士スバルライン五合目

スタート地点標高 約2,300m
山頂までの標高差 約1,400m
所要時間目安 6時間10分
歩行距離 合計15.1km 登り7.5km 下り7.6km

須走口五合目

スタート地点標高 約2,000m
山頂までの標高差 約1,700m
所要時間目安 5時間10分
歩行距離 合計14km 登り7.8km 下り6.2km

御殿場口新五合目

スタート地点標高 約1,450m
山頂までの標高差 約2,250m
所要時間目安 6時間40分
歩行距離 合計19.5km 登り11.0km 下り8.5km

富士宮口五合目

スタート地点標高 約2,400m
山頂までの標高差 約1,300m
所要時間目安 4時間20分
歩行距離 合計10km 登り5.0km 下り5.0km

【伊吹山】

スタート地点標高 220m

山頂までの標高差 1157m

所要時間目安 3時間20分

歩行距離 合計12km 登り6.0km 下り6.0km

富士宮ルートと伊吹山を比較

登山シーズン中の富士山は五号目までマイカー規制のためバス移動します。スタート地点の標高は、富士山2400mに対して伊吹山220m伊吹山はかなり低い位置からのスタートになります、ということは、富士山の方が酸素濃度が低い環境で登ります。山頂までの標高差は富士山1300mに対して伊吹山1157m、歩行距離が富士山5.0kmに対し伊吹山6.0kmですので富士山の方が急勾配を登ります。勾配が少ない分伊吹山の方がハイペースで登るので距離が長くても標準タイムが短い。

富士山vs伊吹山どっちか大変、辛い、きつい!?

富士山も伊吹山も制覇した、その実体験から富士山vs伊吹山どっちが大変か!
その答えは、伊吹山!!伊吹山の方が大変だし、辛かったし、きつかった!これがこのブログタイトルの結論です。私の場合、心肺能力はそこそこあると思っているのですが、空気が薄くないはずなのに暑さで体力が奪われ呼吸を意識しても息切れがおさまらない。夏の残暑が残る暑い時間帯に気温35度の中、太陽の日差しを浴びながら登りました。富士山であれば標高が高いので、日差しが強くても風が涼しく暑さは問題にならないのですが、伊吹山は標高が低いので強い日差しを浴び風も暑く地熱を感じ地面から出る湿気が地獄のような暑さを増強させました。序盤からいつもと違う疲労感に異常な汗で熱中症対策をしていなかったら間違いなく倒れていたと思います。伊吹山攻略のコツは暑さ対策だと思いました。暑さが体力を奪い気力まで奪っていきます。涼しい時期を狙って登山をすれば最高の山です。

伊吹山登山写真

ラングラーで伊吹山
こちらの駐車場は300円で良心価格

登山口からのこの山道が行きも帰りも1番キツイ道でした。

山道を越えた時点でふらふら
三合目で登頂を断念しようかと弱気になりました

自販機の飲み物はペットボトル240円、缶200円




おにぎり、塩タブレット、梅こんぶ、水2Lに救われました。暑い日の登山は熱中症対策を万全に!伊吹山は日帰りの短い時間で登山の厳しさを体験できるので、富士山の予行練習として確かに適しています。伊吹山を登れたら富士山も登れます。まだ富士山に挑戦されていない方は日本1高い場所からの景色を目指して挑戦していただきたいです。

かっとび伊吹という超人レース

後で知ったことですが、伊吹山のトレイルラン大会「かっとび伊吹」2019年9月1日(日)に開催されていたそうです。暑い時期に1197mを走って登るという超人たちが集まるレースです。1時間半くらいでゴールする超人もいるそうで、リュック背負ってトレッキングシューズ履いてヒーヒー言いながら登った自分が笑けてきました。給水所が用意されているとはいえ走って登るとか凄すぎですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。