ジープラングラーが宝物

ジープラングラーの思い出と共に関連情報を発信した伝説のブログが終わり5年。突如復活を果たしたその理由とは?

ラングラーのサイドカメラ&モニターに何故トラブルが多い?故障の理由はこれだった!

ラングラーのサイドカメラ

左のフロント横部分の死角を無くすために取り付けられているサイドカメラ&モニターです。駐車時にまっすぐ停めるためにも役立ちます。サイドモニターが表示されないという故障。過去ブログにもあります通り私のラングラーは新車購入し納車1ヶ月後にモニターが消えてしまいました。その後、表示されたりされなかったりを繰り返し、最終的には手元のボタンを押しても何も反応しなくなりました。今回、1週間程のディーラー入庫を経てラングラーのサイドモニターが表示されない問題が解決し何故トラブルが多いのかも明確になりましたので、これからラングラーのサイドモニター故障があった時の参考になればと思い。ブログにすることにしました。今回はJKラングラーでの故障の内容ですので、JLラングラーは問題ないのかもしれませんが!サイドカメラ&サイドモニター故障の理由はJLラングラーにも当てはまる内容でした。

サイドカメラ&サイドモニター故障歴

ラングラーに乗りはじめて1年4ヶ月過去ブログで何度もサイドモニター、サイドカメラの話題を掲載してきました。今回のタイトルにも関係します。リンクはこちら↓↓↓

納車1か月で消えたブログ↓

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保安基準 第44条でサイドアンダーミラー、サイドモニター設置が義務化されている。今回のタイトル「サイドカメラ故障の謎」に関係しているブログ↓

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直近のブログ、サイドモニターが完全に消えた話とJLラングラーのサイドモニターの話題↓

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ラングラーに多い故障について

ラングラー購入前の情報収集では雨漏りについての情報が多く、私の意識は雨漏りに集中していました。私のラングラーには雨漏りは一切なく雨漏りに悩まされることはありませんでした。そのかわりにサイドミラーに1年半悩まされましたが、ディーラーのメカニックの方が解決してくれました。ラングラーのサイドカメラ&サイドモニターの故障もそれなりに多くあるラングラーの故障だそうです。

サイドモニターに使われている部品

サイドモニターの表示に関わる部品についてです。カメラ、モニター、コンピュータ、配線。この4種類の部品が使われています。当たり外れがあり若干運の要素もあるそんな部品です。カメラはサイドミラーの下に取り付けられています、モニターはご存知の通り助手席側のドア内側に、配線は、カメラとモニターとコンピュータを繋げ電源を送るために使われています。配線の位置は、左のドア内張りの裏を通り、ドアと車体を繋ぐ配線は、ドアが開きすぎないように引っかかるドアの下側にある黒い繊維の中を通っています。写真の左上の辺りに写っている部分です。
そして、コンピュータはドアの中ではなく車両側、助手席に座った時の左足下にあります。

サイドカメラ故障の原因

故障箇所はいくつか考えられます。

カメラの故障
モニターの故障
コンピュータの故障
配線の断線

故障の原因で多いのは、カメラやモニターへの水の浸入です。
◆カメラ:サイドミラーの下部についています。雨や洗車などでサイドミラーの内側から水が浸入し、カメラの故障につながる場合です
◆モニター:ドアの内側についていますが、ドアの内張りの車外側は雨が浸入してくる部分となっています。そのためモニターの見えない部分に水が浸入しモニターの故障につながる場合です。いずれも、水が原因でショートしてしまいため表示されない故障につながります。
◆配線:ドアの内張りの裏、サイドミラーの中、車体とドアの接続部を通っています。水の浸入による影響も考えられますが、接続部分に負荷がかかることで断線につながることがあります。私のラングラーはこの接続部分への負荷も原因の1つでした。
◆コンピュータは助手席側、左足下にあります。通常水の浸入の心配はありません。私のラングラーはコンピュータの不良が原因の1つでした。コンピュータと配線を繋ぐハンダ付けが甘く断線していたということが点検により判明しました。この故障については、ハンダ付けが悪いのか、ドアの開閉によってテンションがかかりハンダ付けした箇所が剥がれてしまったのか2つ考えられます。

部品の品質はどうなっているんだ!?

アメ車なので日本品質を求めてはいけないという考えもありますが。2019年の今この考え方は古いのかもしれません。私のラングラーの故障箇所は、配線の断線とコンピュータのハンダ付けでした。配線は負荷のかかる部分なので理解できます。(配線に負荷がかかる位置ならばテンションを緩めて配線してほしいと思う部分ですが。。)まあ車の組み立てに問題があり配線その物の品質は関係ないと判断しました。しかし、コンピュータのハンダ付けが甘いという点については、品質の面で少し気になった部分でありました。私のラングラーには関係ありませんでしたが、カメラやモニターの水浸入による故障も防水加工がされていれば問題ないはず、確認したところ防水加工はされているそうです。では、何故このような品質の部品が使われているのか!?その謎が今回のブログタイトルの答えです。

サイドモニターの故障が多い謎

過去ブログで解説している道路運送車両法(保安基準)第44条-5にサイドアンダーミラー、サイドモニター設置の義務。《運転席に座った時に、自動車の前面及び左側面に接する高さ1m、直径0.3mの円柱を確認できること》となっています。
この法律は日本の法律であり、ラングラーの本国アメリカではこの法律はありません。ということは、日本でラングラーを走らせるために日本の法律を守る必要があります。サイドカメラ&サイドモニターは日本オリジナルのパーツということです。ですので米国でしっかりとした研究、開発を経て装備されたパーツではないということです。そうすると必然的に部品の質、取り付けの規格なども変わってしまいトラブルが増えるといった結果となります。

まとめ

ラングラーのサイドカメラ&サイドモニターの故障が多い理由は、日本とアメリカの保安基準の違いからしっかりとした品質が確保されていないからということでした。部品の品質に少し問題があっても、ディーラーの対応は日本品質でした。何度も故障を繰り返すラングラーのサイドモニター不点灯をしっかりと解決してくれました。アメ車は故障するからというイメージを持たれているようであればそれは昔の話。アフターフォローも含め安心して購入できる車であるということは間違いありません。サイドモニターもついていると夜間は眩しいと邪魔に感じることもありますが、無いと安全確認をする上で不便に感じます。何度もディーラーに通い時間を費やしましたが、それもラングラー乗りの醍醐味。ラングラーに乗って1年4ヶ月全く飽きがこない車です。面白い車ですラングラー。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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